2019-11-13 第200回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
下線部でありますが、精米の歩留りが低下すること、また、搗精時間が長くかかること、コストがかかる理由として、具体的な金額に触れながら説明をしています。一番下の下線部で、「二等の下限であります〇・三%の着色粒が混入している玄米では一俵当たり約五百円の増嵩、」、つまり、一等と二等の間には、一俵六十キログラム当たり五百円のコスト差があるということを政府は認めて答弁をしています。
下線部でありますが、精米の歩留りが低下すること、また、搗精時間が長くかかること、コストがかかる理由として、具体的な金額に触れながら説明をしています。一番下の下線部で、「二等の下限であります〇・三%の着色粒が混入している玄米では一俵当たり約五百円の増嵩、」、つまり、一等と二等の間には、一俵六十キログラム当たり五百円のコスト差があるということを政府は認めて答弁をしています。
資料の左側の欄にある搗精賃というのがありますが、玄米を白米にする搗精の手間が違うことから発生する経費、つまりは、着色粒の除去とは直接関係のない固定経費が含まれているんですね。減価償却費とか土地代とか固定資産税とか金利などが含まれているのがこの搗精賃。
搗精時間が長いとか歩留りロスというところも、ずっとこれは昔の話というふうに言いますけれども、これは去年もそういうお答えを言いましたから、コスト差を理由としていることの理由はそこでしたから、だからお尋ねをしているんです。 改めてまた、ちょっと時間が来てしまいましたので、議論をさせていただきたいと思います。 ありがとうございました。
四角の中を見ますと、玄米を白米にする搗精の手間が違うことから発生する搗精賃や、また、その右にある歩留りロスというのは、色彩選別機にかけた際に、着色粒だけでなくて、一定程度の普通のお米の粒、整粒も同時に除去してしまうことがあります。着色粒が全くない、混入割合が〇%の一等米と着色粒の混入割合が〇・三%以内で規定される二等米のコスト差は、さまざまな費用に基づけば、一俵六十キロ当たり最大で四百八十六円。
この着色粒の農産物規格につきましてはいろんな意見がありまして、一つは、カメムシ等が大量に発生し着色粒の混入割合が多くなれば収穫後の色彩選別機による除去では歩留りが大きく低下するのではないかとか、それから、実需者からは、流通段階で色彩選別機による除去の際には搗精時間が長くなりコストが掛かるため生産段階での対策が必要だという意見もありましたし、生産者からは、着色粒の農産物規格を満たすために追加的な農薬の
○緑川委員 では、そうしたいろいろな御意見の関係者というのを私の方からも御紹介させていただきながら、まず、その前に、搗精に時間がかかるとかいろいろな御答弁の中に対しても、まず、歩留りが大きく低下しているということに対しては、これはフォローできると思うんですね、十分現場で。
この着色粒の農産物規格につきましては、カメムシなどが大量に発生して着色粒の混入割合が多くなれば、収穫後の色彩選別機による除去では歩留りが大きく低下すること、実需者からは、流通段階で色彩選別機による除去の際には搗精時間が長くなりコストがかかるため、生産段階での対策が必要との御意見があること、一方、生産者からは、今御指摘がございましたように、着色粒の農産物規格を満たすために追加的な農薬の使用が必要となるという
この着色粒の農産物規格につきましては、カメムシなどが大量に発生しまして着色粒の混入割合が多くなれば、収穫後の色彩選別機などによる除去では歩どまりが大きく低下する、あるいは、実需者のサイドからは、流通段階で色彩選別機による除去を行う際には搗精時間が長くなってコストがかかるため、生産段階での対策が必要だという御意見があること、一方、生産者からは、着色粒の農産物規格を満たすためには追加的な農薬の使用が必要
ちなみに、先ほど先生の方から東日本大震災のときの政府のお米のお話がございましたが、今、そのときの反省に立ちまして、精米での供給に対して、我々、なかなか円滑に供給することができなかったということで、今この実証事業を行いまして、精米でありますと搗精することが必要ございませんので、あとは水や何かがあれば炊くことができますので、そうしたものが可能かどうか、精米備蓄といったものができるかどうか、今、研究中といいますか
玄米ですと、送っても、あるいはこちらで搗精するかあちらで搗精する。あちらでは多分、被災地では搗精もできない、特に手間が掛かりますので、今のところ民間にあります在庫、これをフルに活用させていただきまして精米を送っております。
そういうものが主体なんだという説明もあるわけですけれども、そうすると、本来「とう精」や「再調整」、難しい言葉で書いてあるので私も何だろうと思って調べたわけですけれども、玄米などをついて表面を削り取っていくということですよね、搗精。それから「再調整」というのは異物を除いていくという作業だと思うんですけれども、「とう精」や「再調整」をする必要がないわけですよ、ただ落ちただけのものだったら。
そうした中で、着色粒の混入に伴う搗精段階における精米歩どまりの低下でありますとか、あるいは着色粒の除去コストの増嵩などを勘案して設けられているところでございます。
それからもう一つは、搗精能力ということで、例えば、搗精するときに色彩選別にかけるスピードでありますとか、あるいは一回で済むところを二回かけなきゃいけないというようなことがございまして、着色粒の混入割合が〇・一%増加するごとにその搗精能力が約一割低下するという、作業効率の低下がございます。
それに加えて、米については玄米及び精米ということでまた別の、個別の品質表示基準がありまして、その中には名称とそれから原産地のほかに、搗精年月日ですとかまた細かく表示をしなければいけない項目が決まってございます。
○政府委員(上野博史君) 未検査米については、搗精の段階ではもはやどこの産地のものであるのか何年産のお米であるのかということを確認する手がかりがないわけでございますので、そういうものについて表示をするという場合には、精米した年月日あるいは正味重量、販売業者の名前というような、その段階でわかることを表示するという以上にはできないだろうというふうに思っております。
必要的記載事項にはしたけれども、その検定なり認証の方法が十分に行き渡らないということでございますと問題は解決をしないということになるわけでございまして、現在の大きな規模の搗精工場を対象にした認定制度というものを拡充するということをまず一つの方法として考えていかなければならぬだろうというふうにも思っているわけでございます。
その際に、繰り返しになりますけれども一番問題になりますのは、必要的記載事項にしたはいいけれども内容がその表示に一致するのかどうか、それをどう担保していくんだというところの問題でございまして、従来からこの点については、大規模な搗精施設に対して食糧庁の指定の検定機関によります検定を行うというようなことを中心に対応してまいったわけでございますけれども、この関係の検定制度というものをさらに規模の小さい搗精施設
大型の搗精工場では既に色彩選別機をほとんどが入れておりますから、こういう点について具体的に農水省として見直しをすべきである。
、消費者にとって求める表示ということにつきましては、先ほども申し上げましたように、文言で言えば消費者にわかりやすい表示、それから中身と表示が合っているかどうかという二点に尽きますけれども、現実の表示ということにつきましては、とっさでございますので項目の落ちがあるかもしれませんが、先ほど申し上げました、産地と品種、それから産年、この三点セットを義務表示の中心に据えるということと、あとは重量、それから搗精年月日
カメムシのこの問題につきましては、今委員のお話の中にもございましたように、大型の搗精工場では色彩選別機が取り入れてあって、そういう問題に配慮する必要がない、そういう規格であっても問題はないんだという話を私どもも聞いておりますけれども、なお店頭精米で搗精をしておられるような販売業者の側からは、やはり着色粒の除去に大変コストがかかるという御意見もございまして、必ずしも、こういう方向での規格の改定について
この産地、品種、銘柄、産年というような、そういう米の精米の品質に非常にかかわりの深い事項を、間違いなく内容と一致したものを表示させる方法として、今委員の御質問の中にございましたような認証制度、大型搗精工場を中心として認証制度を実施してまいるという仕組みがあるわけでございまして、消費者の御要請にこたえて、先ほどのいわゆる三点セットみたいなものをより広く的確に表示をさせていくということを考えます場合には
○上野政府委員 現在の表示の仕方におきましても、三点セットの記述をする、これは任意的記載事項としてということでございますけれども、それをやっているのが、大型搗精工場で認証を受けるものとして大体二割ぐらいはあっているのじゃないかというふうに見ております。
○上野政府委員 今我々が考えております、あるいは現実に講じておるところでもございますけれども、指定の検定機関というものを活用いたしまして、その搗精工場で使われます原料玄米の購入の実態とその搗精工場が販売をいたしました販売数量というようなものをもとに出入りを把握することによって物の流れのチェックをするという形の認証制度をやっているわけでございますけれども、これを、現在の五十馬力の規模以上の搗精工場を対象
この長いものの割合の度合い、どれくらいの長さのものがどういう割合で入っているか、その長いものの多いほどAタイプであるということでございまして、私ども選択をいたします場合に、やはり長いものというといろいろ搗精上の問題、国内の調製上の問題もございますし、好みの問題もございましょうから、BのクラスがいいんではないかということでBを選んだ。
が反映されないじゃないかということでございますが、これも特例措置というのがございまして、一定のふるい目でふるって、それでもその政府買い入れ対象にならないというものについては、被害粒といいますか、被害を受けた粒を除いて合格すればそれでいいわけでございますが、さらにそれでも合格しないようなものについては、もう少し大き目のふるいでふるってさらに除くということをやって、そういうことを繰り返しまして、最後は搗精試験
それでもなお実態に合わないときには、それを搗精しまして、さらに被害の実態に合うようにやっていって、損害減収量というのを出します、こういうことをやるのです。それは書かれているわけでございます。 これはもう当然やってもらわなければならないことだと思いますが、二つ目は、共済組合の損害評価の経費であります。連合会の経費であります。
それからさらには、これでもだめな場合には搗精試験を実施をするというふうなこと、大体その三段階ぐらいの特例措置を実施をしておるところでございます。
○政府委員(京谷昭夫君) ある種の自主検査という仕組みで穀物検定協会という機関を通じてそのチェックを、限界はございますけれども、大型搗精工場については行うことができるようになっております。
平成二年産米におきましても、純米酒あるいは本醸造酒の伸び及び搗精歩どまりの高精白化傾向等を踏まえまして検討を進めたいというふうに考えております。 なお、清酒の問題につきましては、現在アメリカ、韓国からやはり若干量でございますけれども輸入をされております。
実需サイドの要望もございまして六十三年度にふやしました際には、搗精度合いは六〇%から七五%というふうに実需サイドの要望も入れまして、そういった弾力的な供給が行われたということでございます。また、試験的でございますけれども、玄米での供給も行われたところでございます。